日本分子生物学会 公開プレゼンテーション
「生命世界を問う」
生命科学者が眺める世界は、問いにあふれている。彼らは問いを入り口に、
自分をとりまく生命現象を記述しようと追いかける。日々見つめるのは、ミクロの分子のふるまいだ。
本イベントでは、第一線で活躍する6人の生命科学者がプレゼンテーションを行う。
論文やプレスリリースなどで普段目にする研究内容のみでなく、通常表にはめったに出てこない、
研究者としての極めて主観的な生き様を語る。個性豊かな科学者たちは、
いったいどのような体験から得た、どのような科学思想に基づいて、この世界を見ているのだろうか。
一人ひとりの問いが切り開く、新しい世界観をわかちあおう。あなたは、どんな世界に生きているのだろうか?
Speakers
今回《生命世界を問う》6名の生命科学者をご紹介します。
大隅典子: “脳のカタチと働き〜心は分子でどこまで理解できるか”
吉崎悟朗: “未来の養殖~サバからマグロは生まれるか“
黒田公美: “親と子~絆はどのように育まれるのか“
永井健治: “少数性生物学〜タンパク質分子に個性はあるのか”
高井研: ”極限・宇宙生物学〜生命の起源はどこにあるのか”
芦苅基行: “イネの分子育種〜科学で食糧を増産できるか“